絶対アドレス形式セクションの開始を指示します。
[指定形式]
シンボル欄
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ニモニック欄
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オペランド欄
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コメント欄
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.org
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絶対式
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[; コメント]
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[機能]
- | .org疑似命令以降,再びセクション定義疑似命令が現れるまで,有効です。 |
- | .org疑似命令を記述した行以降,再びセクション定義疑似命令が現れるまで,絶対アドレス形式セクションとします。 |
- | 絶対アドレス形式セクションのセクション名は,“.org疑似命令を記述したセクション”+“.AT”+“指定アドレス”となり,再配置属性は.org疑似命令を記述したセクションの属性になります。 |
- | ソース・プログラムの先頭でセクション定義疑似命令が出現する前に,.org疑似命令が記述された場合は,セクション名は“.text.AT”+“指定アドレス”,再配置属性は“TEXT”となります。 |
[使用例]
セクション定義疑似命令の直後に.org疑似命令を記述した場合は,絶対アドレス形式セクションのみ生成します。
.section "My_text", text
.org 0x12 ;"My_text.AT12"を0x12 に配置する
mov r10, r11
.org 0x30 ;"My_text.AT30"を0x30 に配置する
mov r11, r12
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記述が直後でない場合は,.org疑似命令の記述行以降を絶対アドレス形式セクションとして生成します。
.section "My_text", text
nop ;"My_text"に配置する
.org 0x50
mov r10, r11 ;"My_text.AT50"に配置する
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[注意事項]
- | オペランドの値は「絶対値式」に従います。値として不正な記述をした場合はエラーとし,処理を終了します。 |
- | 1つのセクション定義中に,複数回記述できます。ただし,.org疑似命令で指定したセクションのアドレスが,同一ファイル内で他の絶対アドレス形式セクションの配置範囲である場合エラーとなります。 |
- | TDATA再配置属性のセクションに.org疑似命令を記述することはできません。記述した場合はエラーとし,処理を終了します。 |