論理和を行います。(Or)
[指定形式]
immに指定できるものを次に示します。
[機能]
第1オペランドに指定したレジスタ値と,第2オペランドに指定したレジスタ値の論理和をとり,結果を第2オペランドに指定したレジスタに格納します。
第1オペランドに指定した絶対値式,または相対値式の値と,第2オペランドに指定したレジスタ値の論理和をとり,結果を第2オペランドに指定したレジスタに格納します。
[詳細説明]
- | “or reg1, reg2”の形式の命令に対し,アセンブラでは,機械語命令のor命令が1つ生成されます。 |
- | “or imm, reg2”の形式でimmに次のものを指定した場合,アセンブラでは,命令展開が行われ,1つ,または複数個の機械語命令が生成されます。注 |
or imm16, reg
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ori imm16, reg, reg
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or imm5, reg
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mov imm5, r1
or r1, reg
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or imm16, reg
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movea imm16, r0, r1
or r1, reg
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immの値の下位16ビットがすべて0の場合
or imm, reg
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movhi HIGHW(imm), r0, r1
or r1, reg
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上記以外の場合
or imm, reg
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mov imm, r1
or r1, reg
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(f) | !label,または%labelを持つ相対値式 |
or !label, reg
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ori !label, reg, reg
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or %label, reg
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ori %label, reg, reg
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(g) | sdata/sbss属性セクションに定義を持つラベルの$labelを持つ相対値式 |
or $label, reg
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movea $label, r0, r1
or r1, reg
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(h) | #label,またはlabelを持つ相対値式,およびsdata/sbss属性セクションに定義を持たないラベルの$labelを持つ相対値式 |
or #label, reg
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mov #label, r1
or r1, reg
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or label, reg
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mov label, r1
or r1, reg
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or $label, reg
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mov $label, r1
or r1, reg
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注 | 機械語命令のor命令は,オペランドにイミーディエトをとりません。 |
[フラグ]
CY
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−
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OV
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0
|
S
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演算結果のワード・データのMSBが1の場合1,そうでない場合0
|
Z
|
結果が0になった場合1,そうでない場合0
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SAT
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−
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