5.6.4 浮動小数点ステータスワード(FPSW)

浮動小数点ステータスワード(FPSW)は、浮動小数点演算結果を示します。浮動小数点命令に対応していない製品では、常に“00000000h”が読め、書き込みは無視されます。

例外処理許可ビット(Ej)で例外処理を許可(Ej=“1”)した場合は、例外処理ルーチンで該当するCjフラグをチェックし、例外発生の要因を判断することができます。例外処理を禁止(Ej=“0”)した場合は、一連の処理の最後にFjフラグをチェックし、例外発生の有無を確認することができます。Fjフラグは蓄積フラグです。(j=X、U、Z、O、V)