Parts Level Gauge Properties ダイアログ


入出力パネル ウインドウの接続部品の一つであるレベル・ゲージの端子接続情報の設定,変更を行います。

入力シミュレーション・モード時,端子と接続したレベル・ゲージからは,シミュレータに対して入力操作が可能になります。ただし,接続する端子はアナログ入力用端子に限ります。

なお,レベル・ゲージの表示スタイルには,スライド式とダイアル式の2種類があり,これらスタイルの変更は[[スタイル]タブ]で行います。

図 A.70

Parts Level Gauge Properties ダイアログ:[レベルゲージ端子接続]タブ

図 A.71

Parts Level Gauge Properties ダイアログ:[スタイル]タブ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

入出力パネル ウインドウにおける次のいずれか

-

部品オブジェクト“レベル・ゲージ”をダブルクリック

-

部品オブジェクト“レベル・ゲージ”のコンテキスト・メニューより[プロパティ...]を選択

-

部品オブジェクト“レベル・ゲージ”を選択したのち,[表示]メニュー→[プロパティ...]を選択

[[レベルゲージ端子接続]タブ]

(1)

端子接続情報設定エリア

ラベル

部品に名前を付ける際に指定します。

ここで指定した名前は部品一覧 ダイアログ上でラベルとして表示されます。

接続端子

接続する端子名を指定するエリアです。

指定は,ドロップダウン・リストからの選択,または直接入力により行います。

最大入力値

レベル・ゲージ入力の最大値を指定します(デフォルト:5000 mV)。

指定はmV単位で行ってください。

指定可能範囲は0〜65535です。

この指定値により,入出力パネル ウインドウに表示されたレベル・ゲージの動作範囲が決定します。

CPUリセット時

CPUリセット時のレベル・ゲージの動作を指定します。

CPUリセット前を維持

CPUリセット直前の状態をCPUリセット後も維持します。

初期電圧を指定

 

CPUリセット時,レベル・ゲージが指定した値に設定されます(デフォルト)。

指定はmV単位で行ってください。

指定可能範囲は0〜最大入力値で指定した値です(デフォルト: 0 mV)。

備考

指定する端子名に関しては,使用するマイクロコントローラのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

[[スタイル]タブ]

(1)

スタイル情報設定エリア

スライド式

レベル・ゲージをスライド式で表示する場合,このオプション・ボタンを選択します。

方向

スライド方向(垂直,水平)をドロップダウン・リストから選択します。

スライドの色を指定,変更します。

プルダウン・ボタンをクリックすることにより色の指定が可能です。

ダイアル式

レベル・ゲージをダイアル式で表示する場合このオプション・ボタンを選択します(デフォルト)。

マークの色

動作点を示すマークの色を指定,変更します。

プルダウン・ボタンをクリックすることにより色の指定が可能です。

選択リスト

使用するビットマップを選択します(リストには,現在選択可能なビットマップが表示されます)。

[追加]ボタン

次のビットマップの追加 ダイアログがオープンし,選択リストに新規にビットマップを追加します。[...]ボタンによるファイル選択,または直接入力によりファイルを指定します。

 

[削除]ボタン

現在選択リストで選択しているビットマップを削除します。

ただし,ユーザにより追加されれたビットマップのみ削除可能です。

(2)

プレビュー

現在設定しているレベル・ゲージのスタイルを表示します。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

設定を有効にし,このダイアログをクローズします。

キャンセル

設定を無視し,このダイアログをクローズします。

適用

選択不可

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。

[表示例と操作方法]

入力シミュレーション・モード時,表示されたスライダ,またはダイアルを操作することにより,レベル・ゲージからのアナログ入力を行います。

[最大入力値]で指定した値が入力できる最大値になります。

図 A.72

接続部品表示例(レベル・ゲージ)

ダイアル式レベル・ゲージ

ダイアル上の動作点(赤い丸)をドラッグすることにより,表示しているアナログ値が変化します。このアナログ値が入力したい値になった時,動作点からマウスを離します。これにより,表示しているアナログ値を入力が可能になります。なお,動作点の移動は任意の位置をクリックすることによっても可能です。

スライド式レベル・ゲージ

スライダのつまみをドラッグし動かすことにより表示しているアナログ値が変化します。このアナログ値が入力したい値になった時,つまみからマウスを離します。これにより,表示しているアナログ値の入力が可能になります。なお,つまみの移動は任意の位置をクリックすることによっても可能です。

注意

ダイアル上の動作点(赤い丸),またはスライダのつまみをドラッグしたのち,レベル・ゲージから離れた場所でドロップすると,レベル・ゲージに表示される電圧は変更されますが実際にレベル・ゲージから出力される電圧は変更されません。ドラッグ・アンド・ドロップは,必ずレベル・ゲージの上で行ってください。