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dis_dsp
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システム状態種別をディスパッチ禁止状態へと変更します。
これにより,本サービス・コールの発行から
ena_dspが発行されるまでの間,ディスパッチ処理(タスクのスケジューリング処理)が禁止されます。
なお,RI78V4では,本サービス・コールの発行から
ena_dspが発行されるまでの間に“ディスパッチ処理を伴うサービス・コール(
chg_pri,
sig_semなど)”が発行された場合には,キュー操作,カウンタ操作などといった処理を行うだけであり,実際のディスパッチ処理は,
ena_dspが発行されるまで遅延され,一括して行うようにしています。
備考1 本サービス・コールでは,禁止要求のキューイングが行われません。このため,システム状態種別がディスパッチ禁止状態であった場合には,何も処理は行わず,エラーとしても扱いません。
備考2 本サービス・コールの発行により変更したディスパッチ禁止状態の解除は,本サービス・コールを発行したタスクがDORMANT状態へと遷移する以前に行う必要があります。