Everything
 

Analog Button Properties ダイアログ


入出力パネル ウインドウの接続部品の一つであるアナログ・ボタンの端子接続情報の設定,変更を行います。

入力シミュレーション・モード時,端子と接続したアナログ・ボタンからは,シミュレータに対して入力操作が可能になります。

なお,アナログ・ボタンの表示スタイルには,図形とビットマップの2種類があり,これらスタイルの変更は[[スタイル]タブ]で行います。

図 A.66

Analog Button Properties ダイアログ:[アナログボタン端子接続]タブ

図 A.67

Analog Button Properties ダイアログ:[スタイル]タブ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

入出力パネル ウインドウにおける次のいずれか

-

部品オブジェクト“アナログ・ボタン”をダブルクリック

-

部品オブジェクト“アナログ・ボタン”のコンテキスト・メニューより[プロパティ...]を選択

-

部品オブジェクト“アナログ・ボタン”を選択したのち,[表示]メニュー→[プロパティ...]を選択

[[アナログボタン端子接続]タブ]

(1)

アナログ・ボタン端子接続設定エリア

ラベル

部品に名前を付ける際に指定します。

ここで指定した名前はボタン上に表示されます。また,部品一覧 ダイアログ上でラベルとして表示されます。

端子接続

接続する端子名を指定するエリアです。

指定は,ドロップダウン・リストからの選択,または直接入力により行います。

アクティブ

アクティブ状態を指定します。

チェック・ボックス

チェックした数だけアナログ・ボタンが作成されます。

ラベル

各アナログ・ボタンに表示する名前を直接入力します。

電圧(mV)

各アナログ・ボタンをクリックした際,入力される電圧(単位:mV)を直接入力します。

配置

ボタンの並びをオプション・ボタンで指定します。

上記アクティブ・エリアで作成したアナログ・ボタン数が2個以上の場合,この設定が有効になります。アナログ・ボタン数が1個以下の場合,この設定は無視されます。

横列

アナログ・ボタンを横並びに配置します(デフォルト)。

縦列

アナログ・ボタンを縦並びに配置します。

CPUリセット時

CPUリセット時のアナログ・ボタンの状態を指定します。

CPUリセット前を維持

CPUリセット時,ボタンの状態を維持します。

インアクティブ

CPUリセット時,ボタンが押されていない状態にします(デフォルト)。

'xxx'yyy(mV) をアクティブ

“ 'xxx'yyy(mV)”で指定されたアナログ・ボタンがCPUリセット後に押された状態になります。

インアクティブ

すべてのアナログ・ボタンが押されていない場合の入力レベルを指定します(単位:mV)。

備考

指定する端子名に関しては,使用するマイクロコントローラのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

[[スタイル]タブ]

(1)

スタイル情報設定エリア

図形

アナログ・ボタンを図形で表示する場合,このオプション・ボタンを選択します。

形状

図形の形状(四角,楕円のいずれか)を選択します。

選択不可

図形の線に関する指定,変更を行います。

プルダウン・ボタンをクリックすることにより色の指定が可能です。

太さ

線の太さを指定します。

スピン・ボタンでの選択,または直接入力により行います。

1~100までの範囲での指定が可能です。

アクティブ

アクティブ表示時の線の色を指定します。

インアクティブ

インアクティブ表示時の線の色を指定します。

塗りつぶし

図形の塗りつぶしに関する指定,変更を行います。

プルダウン・ボタンをクリックすることにより色の指定が可能です。

アクティブ

アクティブ表示時の塗りつぶしの色を指定します。

インアクティブ

インアクティブ表示時の塗りつぶしの色を指定します。

ビットマップ

アナログ・ボタンを指定したビットマップで表示する場合,このオプション・ボタンを選択します(デフォルト)。

選択リスト

使用するビットマップを選択します(リストには,現在選択可能なビットマップが表示されます)。

[追加]ボタン

次のビットマップの追加 ダイアログがオープンし,選択リストに新規にビットマップを追加します。[...]ボタンによるファイル選択,または直接入力によりファイルを指定します。

 

[削除]ボタン

現在選択リストで選択しているビットマップを削除します。

ただし,ユーザにより追加されれたビットマップのみ削除可能です。

(2)

プレビュー・エリア

現在設定しているアナログ・ボタンのスタイルを表示します。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

設定を有効にし,このダイアログをクローズします。

キャンセル

設定を無視し,このダイアログをクローズします。

適用

選択不可

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。

[表示例と操作方法]

入力シミュレーション・モード時,アナログ・ボタンを押下することにより,接続した端子へのアナログ電圧値入力が可能になります。

なお,一度に押すことができるボタンは1つのみです。

アナログ・ボタンが押されている間,設定した端子へ設定したアナログ電圧値が入力されます。押下状態のアナログ・ボタンは同じボタンを再度押すことで元の状態に戻ります。

図 A.68

接続部品表示例(アナログ・ボタン)