本タブでは,ビルド・ツールに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
[よく使うオプション(リンク)]カテゴリ |
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ビルド・モードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-isaに相当します。 なお,本プロパティは,CC-RX V2.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.01.00以上を選択した場合に表示します。 |
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コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-fpu,-nofpuに相当します。 本プロパティは,CC-RX V2.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.01.00以上を選択した場合に表示します。 なお,V2.01.00未満の場合は[コンパイル・オプション]タブに表示します。 |
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コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-dpfpuに相当します。 本プロパティは,CC-RX V3.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.01.00以上を選択した場合に表示します。 |
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なお,本項目は,[単精度浮動小数点処理命令を使用する]プロパティで[いいえ (-nofpu)]を選択した場合は,選択できません。 |
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浮動小数点定数に非正規化数を記述した場合の扱いを選択します。 |
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コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-signed_char,-unsigned_charに相当します。 |
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コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-signed_bitfield,-unsigned_bitfieldに相当します。 |
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[ROM用ベースレジスタ]プロパティ,[RAM用ベースレジスタ]プロパティ,[アドレス値を設定するベースレジスタのレジスタ]プロパティで指定したレジスタを本オプションで指定した場合,エラーとなります。 コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-fint_register,アセンブラのオプション-fint_registerに相当します。 |
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プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。 「base=rom=レジスタA」を指定した場合は,const 変数のアクセスはすべて指定した「レジスタA」 相対で行います。 ただし,定数領域セクション全体の大きさが64KB~256KB 以内でなければなりません。 コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。 また,本プロパティは,[PIC/PID]カテゴリの[PID 機能を有効にする]プロパティが[いいえ]のときに表示します。 |
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プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。 「base=ram=レジスタB」を指定した場合は,初期化変数および未初期化変数のアクセスはすべて指定した「レジスタB」相対で行います。 |
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プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。 「アドレス値=レジスタC」を指定した場合は,コンパイル時に割り付けアドレスが確定している領域のうち,アドレス値から64KB~256KB 以内の領域のアクセスを,指定した「レジスタC」相対で行います。 コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。 なお,本プロパティは,[PIC/PID]カテゴリの[PID 機能を有効にする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。 |
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割り込み関数でアキュムレータ(ACC) を退避・回復するかどうかを選択します。 生成される退避・回復コードは,#pragma interrupt にacc を選択したときに生成されるコードと同じものです。 |
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PIC/PID機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
PIC(位置独立コード)機能を有効にするかどうかを選択します。 PIC においては,関数呼び出しはすべてBSR またはBRA 命令を用いて行い,また関数のアドレスを取得するときはPC からの相対アドレスを用いるようにします。 |
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PID(位置独立データ)機能を有効にするかどうかを選択します。 定数領域セクションC,C_2 およびC_1,リテラルセクションL とswitch 文分岐テーブルセクションW,W_2 およびW_1 をPID(位置独立データ)とします。 PID のアクセスは,すべてPID レジスタからの相対アドレスで行います。 コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-pid,アセンブラのオプション-pidに相当します。 なお,本プロパティは,[CPU]カテゴリの[ROM 用ベースレジスタ]プロパティで[なし],および[PID レジスタをコード生成に使用する]プロパティで[はい],を選択した場合のみ表示します。 |
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PID レジスタをコード生成に使用するかどうかを選択します。 PID 機能が有効なアプリケーションプログラムから呼び出されるマスタプログラムは,本オプションでコンパイル/アセンブルする必要があります。 コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-nouse_pid_register ,アセンブラのオプション-nouse_pid_registerに相当します。 |
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コンパイル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
なお,ライブラリ用のプロジェクト以外の場合は[実行形式(ロード・モジュール・ファイル)],[実行形式(ヘキサ・ファイル)]のみを表示します。ただし,[よく使うオプション(ヘキサ出力)]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,[実行形式(ヘキサ・ファイル)]を表示しません。 |
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相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。 絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 空欄の場合は,プロジェクトのフォルダを指定したものとみなします。 なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 コンパイラ,アセンブラ用のサブコマンド・ファイルは,コンパイラ,またはアセンブラのオプションをスペース区切りで記載したものです。コンパイラ,またはアセンブラのコマンドラインが長い場合のみ出力されます。 |
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コンパイル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。 |
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[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集 |
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モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。 |
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なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。 |
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なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。 |
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.DEFINE 置換前の情報を出力するかどうかを選択します。 なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。 |
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アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。 なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。 |
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アセンブル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。 %BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。 %MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 %TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。 |
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[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集 |
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デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力するかどうかを選択します。 アセンブラのオプション-debug,-nodebugに相当します。 なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。 |
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モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。 本オプションを指定したファイルは,リンク時にモジュール間最適化の対象になります。 なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。 |
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アセンブル・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。 アセンブラのオプション-listfile,-nolistfileに相当します。 なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。 |
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なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。 |
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なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。 |
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アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。 なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。 |
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リンク時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。
%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。 %ProjectName% : プロジェクト名に置換します。 |
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共通コード統合最適化で,最適化対象となる最小コードサイズを指定します。 なお,本プロパティは,[複数の同一命令列をサブルーチン化する]プロパティで[はい (-OPtimize=SAMe_code)]を選択した場合のみ表示します。 |
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テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,セクション設定 ダイアログによる編集 |
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ヘキサ出力時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。
ライブラリ生成時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
なお,本カテゴリは,ライブラリ用プロジェクトの場合で,[ライブラリアン・オプション]タブの[出力]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティが[リロケータブル・モジュール・ファイル(-Form=Relocate)]の時のみ表示します。
ビルド方法に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
複数のファイルを同時にコンパイル/アセンブル/リンクしてロード・モジュール・ファイルを生成するかどうかを選択します。 ただし,個別オプションを設定しているファイル,およびビルド前実行の対象となっているファイルは,一括ビルドの対象から除きます。 一括ビルドについての詳細は「2.2.1一括ビルドを行う」を参照してください。 なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。 |
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パラレル・ビルド機能により,CS+はコンピュータが搭載しているすべてのプロセッサを使用してパラレルに複数のソース・ファイルをコンパイル/アセンブルします。これにより,より速くコンパイル/アセンブルすることができます。 さらに,プロジェクト間のパラレル・ビルドは,[ツール]メニュー→[オプション]を選択し,オプション ダイアログの[全般 - ビルド]カテゴリにて設定することができます。 パラレル・ビルドの詳細については,「2.2.2パラレル・ビルド(並列ビルド)を行う」を参照してください。 |
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ソース・ファイルがインクルードしているファイルが存在しない場合,そのソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルするかどうかを選択します。 |
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High-performance Embedded Workshopのパス指定,リンク順と互換性を保つかどうかを選択します。 |
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ビルド・ツールのバージョン選択に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合に使用するコンパイラ・パッケージのバージョンを表示します。 なお,本プロパティは,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合のみ表示します。 |
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ビルド・ツールに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。