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-misra_intermodule 【Professional 版のみ】 【V1.08以降】


複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソース・チェックを行います。

[指定形式]

-misra_intermodule=file

 

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省略時解釈

なし(複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソース・チェックを行いません)

[詳細説明]

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複数ファイルのシンボル情報をfileに収集して,複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソース・チェックを行います。fileが存在しない場合は新規作成し,fileが存在する場合は追加保存します 。

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本オプションは-misra2012オプション指定時のみ有効です。-misra2012オプションが指定されていない場合は,警告を出力し本オプションを無視します。

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fileを省略した場合はエラーとなります。

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解析の有効範囲が「システム」であるルールに対して本オプションを適用します。本オプションでチェック可能なMISRA-C:2012 ルールは以下の通りです。 【V1.08】

5.1 5.6 5.7 5.8 5.9

8.3 8.5 8.6

[使用例]

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a.c,b.c,c.cに対して複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソース・チェックを行います。

>ccrl -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf -misra2012=all -misra_intermodule=test.mi a.c b.c c.c

[注意]

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fileの拡張子に.{c|a|f}は指定できません。指定した場合はエラーとなります。また,fileが他の入出力ファイルと重複する場合は,動作を保証しません。

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チェック対象のファイル数が多く,fileに入るシンボル情報が膨大になると,コンパイル速度が遅くなります。

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file作成後にソース・ファイルを修正した場合は,再コンパイルすることでfileの情報が更新されます。ソース・ファイルを削除するかソース・ファイル名を変更した場合はfileの情報を更新できないため,fileを削除してMISRA-C:2012ルールのソース・チェックをやり直してください。

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本オプションをStandard版コンパイラで指定するとエラーとなります。

[備考]

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本オプションは,パラレル・ビルドなど並列でコンパイルする場合には,正しいチェックができません。並列コンパイルはせずにご指定してください。