マクロとは,一連の決まった手順パターンを登録し,それを利用して記述するものです。マクロはユーザが定義します。マクロの定義方法は次のように,マクロ本体を“.MACRO”と“.ENDM”,で囲む形になります。
ADDINT8 .MACRO  PARA1, PARA2    ;次の2つの文がマクロ本体 
        MOV     A, #PARA1 
        ADD     A, #PARA2 
        .ENDM 
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上記を定義したあと,次のように記述した場合,「0x10と0x20を加算する」というコードに置き換えられます。
 
したがって,次のようなコードに展開されます。
MOV     A, #0x10 
ADD     A, #0x20 
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