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   ext_tsk
  
    -   
  
 void    ext_tsk ( void );
 自タスクをRUNNING状態からDORMANT状態へと遷移させ,レディ・キューから外します。これにより,自タスクは,RI600PXのスケジューリング対象から除外されます。また,このとき以下に示す処理が行われます。
 
 
  
  
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 終了するタスクがロックしていたミューテックスをロック解除する。(unl_mtx と同等の処理)
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 また,CPUロック状態とディスパッチ禁止状態は解除されます。
 
 本サービス・コールを発行した際,自タスクの起動要求がキューイングされていた(起動要求カウンタ > 0)場合には,自タスクの起動(DORMANT状態からREADY状態への状態遷移処理)もあわせて行われます。このとき
表19-3に示す処理が行われます。
 
 本サービス・コールは,呼び出し元には戻りません。以下の場合,
システム・ダウンとなります。
 
 -	 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。
 
 備考1	 タスク開始関数でreturn命令が発行された場合,本サービス・コールと同等の処理が行われます。
 
 備考2	 本サービス・コールは,タスクが占有していたミューテックス以外の資源(セマフォやメモリ・ブロックなど)を自動的に解放する機能はありません。タスクは,必ず終了する前に資源の解放を行ってください。