メモリ・マッピングの設定をメモリ種別ごとに行います。
注意  | 選択したマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合,コア(PE)の選択を切り替えることにより,PEごとのメモリ・マッピングの状況を表示します(「2.9  コア(PE)の選択」参照)。  | 
 
図 A.25  | メモリ・マッピング ダイアログ【Full-spec emulator】【E1】【E20】  | 
 
図 A.26  | メモリ・マッピング ダイアログ【シミュレータ】  | 
 
 
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
注意  | プログラム実行中は,このダイアログをオープンすることはできません。  | 
 
[各エリアの説明]
新たに追加するメモリ・マッピングの情報を指定します。
このエリアはシミュレータ以外では常に無効です。
追加するメモリ・マッピングのメモリ種別を次のドロップダウン・リストより選択します(デフォルトで選択される項目は使用するデバッグ・ツールに依存します)。
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Temporary 
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ユーザ・プログラムからアクセス可能なテスト用の領域です。 
[Access prohibited]と重なる領域にのみ追加できます。 
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なお,メモリ・マッピングが可能な属性/サイズは次のとおりです。
○:可能
-:不可
追加するメモリ・マッピングの開始アドレスと終了アドレスを指定します。それぞれのテキスト・ボックスに,16進数を直接入力します。
ただし,次の指定の場合,新たにメモリ・マッピングを追加することはできません(このエリアの[追加]ボタンをクリックした際に,メッセージを表示します)。
-  | メモリ種別として[Temporary]を選択した際に,指定したアドレス範囲が[Access prohibited]以外のメモリ領域と重複している場合  | 
 
この項目は常に無効です。
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追加 
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このエリアで指定した内容をメモリ・マッピングに追加します。 
追加されたメモリ・マッピングは,[マッピング済みメモリ一覧]エリアに表示されます。なお,[OK]ボタンを押下するまでは,変更内容の設定は行われません。 
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追加メモリ・マッピング指定エリアで追加したメモリ・マッピングと,マイクロコントローラ内のメモリ・マッピングの情報を表示します。
このエリアを編集することはできません。
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メモリ種別 
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次のメモリ種別を表示します。 
-  | Cluster Emulation RAM (xxx)注1  |  
  
-  | Global Emulation RAM (xxx)注1  |  
  
-  | Extend Data Area (xxx)注1  |  
  
-  | Configuration Setting Area  |  
  
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アドレス範囲 
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アドレス範囲を<開始アドレス>-<終了アドレス>で表示します。 
“0x”を付与した16進数表示固定です。 
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サイズ 
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サイズを10進数で表示します(単位:バイト/Kバイト注3)。 
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アクセス幅 
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アクセス幅を表示します(単位:ビット)。 
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-  | Self,PCU等の固有名称(例:PCU,Self,Primary,Secondary)  | 
 
注 3.  | 1024の倍数の場合のみ,Kバイト単位で表示します。  | 
 
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削除 
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このエリアで選択しているメモリ・マッピングを削除します。 
削除できるメモリ領域は,ユーザが追加したメモリ・マッピングのみです(マイクロコントローラ内のメモリ・マッピングを削除することはできません)。 
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[機能ボタン]
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OK 
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現在設定されているメモリ・マッピングをデバッグ・ツールに設定し,このダイアログをクローズします。 
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キャンセル 
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メモリ・マッピングの変更を無効とし,このダイアログをクローズします。 
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ヘルプ 
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このダイアログのヘルプを表示します。 
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