2.10.6 その他のブレーク要因

上記のほか,プログラムの実行が停止する原因(ブレーク要因)には次のものがあります。

なお,ブレーク要因は,プログラム停止時に,メイン・ウインドウステータス・バーで確認することができます。

表 2.7

その他のブレーク要因

要因

使用するデバッグ・ツール

E1(Serial)/E1(JTAG)/
E20(Serial)/E20(JTAG)/EZ Emulator

シミュレータ

トレース・メモリを使い切った注1

テンポラリ・ブレークの発生

実行の失敗,または不明な原因

WAIT命令の実行

注3

未定義命令例外の発生

注3

特権命令例外の発生

注3

アクセス例外の発生

注3

浮動小数点例外の発生注2

注3

割り込みの発生

注3

INT命令例外の発生

注3

BRK命令例外の発生

注3

周辺機能シミュレーションによるエラーの発生

不正なメモリ・アクセス

注3

ストリーム入出力エラーの発生

カバレッジ・メモリの確保に失敗

トレース・メモリの確保に失敗

注 2.

【シミュレータ】
RX600シリーズのみ

注 3.

【シミュレータ】
プロパティ パネル[デバッグ・ツール設定]タブ上の[実行モード]【シミュレータ】カテゴリ内各プロパティの設定に依存