-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN【V1.06以降】


データ・レコードの出力フォーマットを固定します。

[指定形式]

-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN=align

 

-

省略時解釈

なし

[詳細説明]

-

インテル拡張ヘキサ・ファイル,またはモトローラ・Sタイプ・ファイルを生成する際に,指定したアライメント数で整合したアドレスから常に一定数のレコード長で出力します。

-

出力開始アドレスは,セクション先頭アドレス以降,指定したアライメント数で割り切れる最初のアドレスとなります。

-

レコード長は,-BYte_countオプションで指定した個数または規定値を常に出力します。

-

レコード長を一定にすることより,一つのレコードに複数のセクションが出力される場合があります。

-

空きエリアには,-SPaceオプションで指定した値か,-SPaceオプションの指定がなく-CRcオプションの指定がある場合は0xff,-SPaceオプションの指定も-CRcオプションの指定もない場合は0x00を出力します。

[使用例]

-

データレコードの出力を8で割り切れるアドレスから開始し,レコード長を16バイトに固定します。

>rlink a.obj b.obj -form=hexadecimal -byte_count=10 -fix_record_length_and_align=8

[備考]

-

本オプションは,-form={hexadecimal|stype}オプションを指定していない場合は無効となります。