-CFI_ADD_Func【Professional版のみ】【V1.06以降】


不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストに追加する関数シンボルまたはアドレスを指定します。

[指定形式]

-CFI_ADD_Func={symbol|address}[, ...]

 

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省略時解釈

なし

[詳細説明]

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不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストに,関数のシンボルまたはアドレスを登録します。

不正な間接関数呼び出し検出の詳細については,コンパイル・オプション「-control_flow_integrity【Professional版のみ】【V1.06以降】」を参照してください。

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addressは16進数で指定します。

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指定した関数シンボルが(リンカで最適化を行った後の)ロード・モジュール内に存在しない場合,エラーとなります。

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本オプションを複数回指定した場合は,指定した全ての関数シンボルまたはアドレスを関数リストに登録します。

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本オプションを使用する場合,-CFIオプションの指定が必要です。-CFIオプションの指定がない場合はエラーとなります。

[使用例]

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Cソースのmain関数,関数アドレス0x100,Cソースのsub関数を関数リストに登録します。

>rlink -cfi -cfi_add_func=_main,100 -cfi_add_func=_sub a.obj b.obj