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strtod


文字列を浮動小数点数(double型)へ変換し,最終文字列へのポインタを格納します。

[所属]

標準ライブラリ

[指定形式]

#include <stdlib.h>

double __far strtod(const char __near *nptr, char __near * __near *endptr);(C90)

double __far strtod(const char __near * restrict nptr, char __near * __near * restrict endptr);(C99) 【V1.07以降】

double __far _COM_strtod_ff(const char __far *nptr, char __far * __far *endptr);(C90)

double __far _COM_strtod_ff(const char __far * restrict nptr, char __far * __far * restrict endptr);(C99) 【V1.07以降】

[戻り値]

部分文字列が変換できた場合,その値を返します。変換できなかった場合,0を返します。

オーバフローが生じる場合,±∞を返し,マクロERANGEをグローバル変数errnoに設定します。

アンダフローが生じる場合,0を返し,マクロERANGEをグローバル変数errnoに設定します。

[詳細説明]

nptrの指す文字列の先頭から0個以上の空白類文字(isspace関数が真となる文字)の列を読み飛ばし,次の文字からの文字列をdouble型の表現に変換します。endptrがnullポインタでない場合は変換されなかった残りの文字列へのポインタをendptrに設定します。

[制限]

C99規格の変換対象列の認識可能な形式で,16進浮動小数点数はサポートしません。