2.14.1
タイマ計測動作の設定をする【E1】【E20】【EZ Emulator】
タイマ計測機能を行うためには,あらかじめ次のタイマ計測に関する設定を行う必要があります。
設定は,プロパティ パネルの[接続用設定]タブ上の[クロック]カテゴリ内の[動作周波数[MHz] 【E1】【E20】【EZ Emulator】]プロパティ,およびプロパティ パネルの[デバッグ・ツール設定]タブ上の[タイマ]【E1】【E20】【EZ Emulator】カテゴリ内で行います。
注意 | 【RX140グループ以外のRX100シリーズ】
タイマ機能は未サポートとなります。 |
図 2.153 | [タイマ]カテゴリ【RX600, RX700シリーズ】 |
カウント値を時間に変換する際に使用する動作周波数を指定します。
0.0001~999.999(単位:MHz)の範囲の数値を直接入力で指定します。
注意 1. | タイマ計測イベントの計測結果は,このプロパティで入力した動作周波数とカウント値より算出されます。そのため,実行中に動作周波数を切り替えるプログラムを用いた場合,正しい計測結果は表示されません。 |
注意 2. | タイマ測定中にリセットが入った場合は,リセット期間中も計測が行われます。但し,計測用のクロック設定も初期化されるため正しい計測が行えない場合があります。 |
(2) | [カウンタを64ビットで使用する]【RX600, RX700シリーズ】 |
計測カウンタを32ビット×2本で使用するか,64ビット×1本で使用するかを指定します。
[はい]を指定した場合,64ビットの計測カウンタが使用可能ですが,計測区間は1区間となります。
注意 | 【RX200シリーズ, RX140グループ】
計測カウンタは24ビット×1本のため,このプロパティは表示されません。 |