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2.14.2 実行開始から停止までの実行時間を計測する

デバッグ・ツールには,プログラムの実行開始から実行停止までの実行時間(Run-Beak時間)を測定する機能があらかじめ用意されています。

したがって,プログラムの実行を開始することにより,自動的に実行時間の計測を行います。

計測結果は,次のいずれかの方法で確認することができます。

ここでは,次の確認方法について説明します。

 

2.14.2.1 ステータス・バーでの確認

2.14.2.2 イベント パネルでの確認

注意 1.

Run-Breakタイマ・イベントの計測結果は,計測開始からプログラム実行までの時間,および,プログラム実行停止から計測停止までの時間を含みます。また, 計測クロックソースのクロック精度誤差を含む参考値です。

注意 2.

ステータス・バーおよびイベント パネルに表示される実行時間は,プログラム実行から停止の間の時間です。なお,ステップ・イン,ステップ・オーバー,およびリターン・アウトでは計測できません。
【E1】【E20】
100us未満の値は切り捨てられます。

注意 3.

EZ Emulatorでは,Run-Breakタイマ機能は未サポートとなります。

備考

この機能は,デバッグ・ツールにデフォルトで設定されているビルトイン・イベントの1つであるRun-Breakタイマ・イベントにより動作します。
Run-Breakタイマ・イベントは,常に有効状態に設定されているイベントです(変更不可)。