<コンパイル・オプション / マイコンオプション>
[指定形式]
ソースファイル内のintをshortに、unsigned intをunsigned shortに置換せずコンパイルを行います。
[詳細説明]
- | ソースファイル内のintをshortに、unsigned intをunsigned shortに置換してコンパイルを行います。 |
[備考]
- | limits.hのINT_MAX、INT_MIN、およびUINT_MAXは本オプションの変換対象外となります。 |
- | C++およびEC++コンパイル時は、本オプションは無効になります。C++、EC++プログラム内からCプログラムを参照する可能性がある外部名に対してW0523041を出力します。 |
- | C標準ヘッダをインクルードしたファイルをint_to_shortオプションを指定してC++またはEC++コンパイルした場合も、W0523041が出力されることがあります。この場合は動作には問題ありませんので無視してください。 |
- | CとC++(EC++)との間で共通にアクセスするデータは、int型ではなくlong型またはshort型で宣言してください。 |
- | 本オプション有効時は、標準ライブラリのscanf等の書式付き入力関数の呼び出しでは、%dおよび%u変換で用いる引数には、必ずlongおよびunsigned long型変数のアドレスをそれぞれ渡してください。longを含まないint型やunsigned型変数のアドレスを渡すと、誤動作する場合があります。 |