<最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション>
[指定形式]
-output = <サブオプション>[,…]
<サブオプション> : <ファイル名>[=<出力範囲>]
<出力範囲>: {<先頭アドレス>-<終了アドレス> | <セクション名>[:…]}
|
<先頭入力ファイル名>.<デフォルト拡張子>です。
form=absolute:「abs」、form=relocate :「rel」、form=object:「obj」、form=library :「lib」、form=hexadecimal:「hex」、form=stype :「mot」、form=binary :「bin」
[詳細説明]
- | 出力ファイル名を指定します。form={absolute | hexadecimal | stype | binary}のときは、複数ファイルを指定できます。アドレスは16進数で指定します。先頭がA〜Fの場合は先にセクションを検索し、該当するセクションがなければアドレスと判断します。先頭に0を付加した場合は常にアドレスと解釈します。 |
[例]
output=file1.abs=0-ffff,file2.abs=10000-1ffff
|
- | 0〜0xffff間をfile1.absに、0x10000〜0x1ffff間をfile2.absに出力します。 |
output=file1.abs=sec1:sec2,file2.abs=sec3
|
- | sec1,sec2セクションをfile1.absに、sec3セクションをfile2.absに出力します。 |
[備考]
- | マイコン種別がRXファミリでビッグエンディアンのときに、セクション単位で出力する場合は、セクションサイズを4の倍数にしてください。 |