[システム]タブ

RI600PXのシステム情報(RTOS名,バージョンなど)を表示します。

図A―2  [システム]タブ



ここでは,次の項目について説明します。

- [オープン方法]

- [各エリアの説明]

- [コンテキスト・メニュー]

[オープン方法]

- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択

- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択

[各エリアの説明]

(1) 情報表示エリア

RI600PXのシステム情報(RTOS名,バージョンなど)を表示します。

なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。

RTOS名

“RI600PX”を表示します。

バージョン

RI600PXのバージョンを表示します。

システム時刻

RI600PXのシステム時刻(単位:ミリ秒)を表示します。

割り込みネスト

“--”を表示します。

ディスパッチ

RI600PXのシステム状態を表示します。

Disable

ディスパッチ禁止状態

Enable

ディスパッチ許可状態

CPUロック

RI600PXのシステム状態を表示します。

Locked

CPUロック状態

Unlocked

非CPUロック状態

システム・スタック・エリア

システム・スタックの開始アドレス,末尾アドレス,およびサイズ(単位:バイト)を以下の形式で表示します。

開始アドレス − 末尾アドレス(サイズ)

現在のシステムSP

現在のシステム・スタック・ポインタを表示します。

アイドル・ルーチン起動アドレス

“--”を表示します。

優先度数

タスクの優先度範囲を表示します。

タスク数

タスクの総数を表示します。

セマフォ数

セマフォの総数を表示します。

イベントフラグ数

イベントフラグの総数を表示します。

データ・キュー数

データ・キューの総数を表示します。

メールボックス数

メールボックスの総数を表示します。

ミューテックス数

ミューテックスの総数を表示します。

メッセージ・バッファ数

メッセージ・バッファの総数を表示します。

固定長メモリ・プール数

固定長メモリ・プールの総数を表示します。

可変長メモリ・プール数

可変長メモリ・プールの総数を表示します。

周期ハンドラ数

周期ハンドラの総数を表示します。

アラーム・ハンドラ数

アラーム・ハンドラの総数を表示します。

割り込みハンドラ数

“--”を表示します。

初期化ルーチン数

“--”を表示します。

拡張サービス・コール・ルーチン数

“--”を表示します。



[コンテキスト・メニュー]

マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。

(1) ヘッダ列

表示

表項目を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

RTOS名,バージョン,システム時刻,割り込みネスト,ディスパッチ,CPUロック,システム・スタック・エリア,現在のシステムSP,アイドル・ルーチン起動アドレス,優先度数,タスク数,セマフォ数,イベントフラグ数,データ・キュー数,メールボックス数,ミューテックス数,メッセージ・バッファ数,固定長メモリ・プール数,可変長メモリ・プール数,周期ハンドラ数,アラーム・ハンドラ数,割り込みハンドラ数,初期化ルーチン数,拡張サービス・コール・ルーチン数

チェック状態

該当項目を表示します。

非チェック状態

該当項目を表示しません。

表記

表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

システム時刻,割り込みネスト,システム・スタック・エリア,現在のシステムSP,アイドル・ルーチン起動アドレス,優先度数,タスク数,セマフォ数,イベントフラグ数,データ・キュー数,メールボックス数,ミューテックス数,メッセージ・バッファ数,固定長メモリ・プール数,可変長メモリ・プール数,周期ハンドラ数,アラーム・ハンドラ数,割り込みハンドラ数,初期化ルーチン数,拡張サービス・コール・ルーチン数

10進数

該当項目を10進数で表示します。

16進数

該当項目を16進数で表示します。



(2) フッタ列

メモリへジャンプ(現在のシステムSP)

メモリ パネルをオープンし,現在のシステムSPの内容を表示します。

表示項目のリセット

リアルタイム OS リソース情報パネルの表示項目を初期状態に戻します。