prcv_mbx

iprcv_mbx

概要

メッセージの受信(ポーリング)

C言語形式

 ER      prcv_mbx ( ID mbxid, T_MSG **ppk_msg );
 ER      iprcv_mbx ( ID mbxid, T_MSG **ppk_msg );


パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      mbxid;
メールボックスのID

O

 T_MSG   **ppk_msg;
メッセージの先頭アドレスを格納する領域へのポインタ



【 TA_MFIFO属性用メッセージT_MSGの構造 】

 typedef struct  t_msg {
         struct  t_msg   *msgnext;       /*システム予約領域*/
 } T_MSG;


【 TA_MPRI属性用メッセージT_MSG_PRIの構造 】

 typedef struct  t_msg_pri {
         struct  t_msg   msgque;         /*システム予約領域*/
         PRI     msgpri;                 /*優先度*/
         UH      RFU;                    /*システム予約領域*/
 } T_MSG_PRI;


機能

mbxidで指定されたメールボックスからメッセージを受信し,その先頭アドレスをppk_msgで指定された領域に格納します。

ただし,本サービス・コールを発行した際,対象メールボックスからメッセージを受信することができなかった(待ちキューにメッセージがキューイングされていなかった)場合には,メッセージの受信は行わず,戻り値としてE_TMOUTを返します。

備考1 本サービス・コールを発行した際,対象メールボックスからメッセージを受信することができなかった(待ちキューにメッセージがキューイングされていなかった)場合,ppk_msgで指定された領域の内容は不定となります。

備考2 メッセージT_MSG,T_MSG_PRIについての詳細は,「15.2.6 メッセージ」を参照してください。

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_ID

-18

IDの指定が不正である

- mbxid≦0x0

- mbxid>生成されているメールボックスの最大ID

E_CTX

-25

CPUロック状態から本サービス・コールを発行した

E_NOEXS

-42

対象メールボックスが生成されていない

E_TMOUT

-50

対象メールボックスの待ちキューにメッセージがキューイングされていない