ユーザプログラムが低消費電力モード中の場合,デバイスからの応答が返らないため,メモリ パネル等でRAMやI/Oレジスタの表示を更新できません。
デバッグ・ツールで事前に低消費電力モード中と判断できた場合は,そのメモリアクセスを抑止しますが,低消費電力モードへの移行直前などのタイミングと重なるとデバイスからの応答が返らなくなり,デバイスとの通信が途絶えます。デバイスとの通信を復帰するために内部でリセットを発行するため,低消費電力モードに遷移するプログラムをデバッグする場合は,プロパティ パネルの[デバッグ・ツール設定]タブ上の[実行中のメモリ・アクセス]カテゴリ内[実行中に表示更新を行う]プロパティを[いいえ]にしてください。