次に示すカテゴリごとに,デバッグ・ツールの基本設定を行います。
現在のメモリ・マッピングの状況が,メモリ領域の種別ごとに詳細表示されます。
このパネル上でマッピング値を変更することはできません。メモリ・マッピングを追加する必要がある場合は,[メモリ・マッピング]プロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンする,メモリ・マッピング ダイアログ上で行います。
設定方法についての詳細は,メモリ・マッピング ダイアログの項を参照してください。
選択しているマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合,コア(PE)の選択を切り替えることにより,PEごとのメモリ・マッピングの状況を表示します(「2.8 コア(PE)の選択」参照)。 |
書き込み禁止領域への書き込みが発生したときにブレークするかどうかを選択します。
[いいえ]を選択すると,書き込み禁止領域への書き込みが発生したときにブレークし,[はい]を選択すると,ブレークせずに書き込みが成功します。
詳細表示するI/Oモジュールを選択するかどうかを選択します。
このプロパティは,設定が必要なマイクロコントローラを選択している場合のみ表示されます。
設定は,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンする,I/Oモジュールの選択 ダイアログ上で行います。
プログラム実行中におけるメモリ・アクセス(リアルタイム表示更新機能)に関する設定を行います。
リアルタイム表示更新機能についての詳細は,「2.11.1.4 プログラム実行中にメモリの内容を表示/変更する」を参照してください。
プログラム実行中に,メモリ パネル/ウォッチ パネルの表示内容を更新するか否かを選択します。
表示内容の更新を行う場合は[はい]を選択してください(デフォルト)。
このプロパティは,[実行中に表示更新を行う]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ有効となります。
プログラム実行中に,メモリ パネル/ウォッチ パネルの表示内容を更新する間隔を指定します。
直接入力により,100〜65500の整数(100 ms未満の端数切り上げ)を指定してください(デフォルト:[500])。
トレース機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.13 実行履歴の収集」を参照してください。
タイマ機能についての詳細は,「2.14 実行時間の計測」を参照してください。
タイマ機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
カバレッジ機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.16 カバレッジの測定【シミュレータ】」を参照してください。
シミュレータGUIの機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト)。
シミュレータGUIの機能を使用しない場合は[いいえ]を選択することにより,シミュレータGUIウインドウがクローズします。
このプロパティは,[シミュレータGUIを表示する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
プログラムの実行開始時に,シミュレータGUIウインドウを最前面に表示するか否かを選択します。
最前面に表示する場合は[はい]を選択してください(デフォルト)。
指定セクションをスキップする場合は,[はい]を選択してください。(デフォルト:[いいえ])。
このプロパティは,[指定セクションをスキップする]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示します。
設定は,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンする,指定セクション ダイアログ上で行います。