-Xsection


データのデフォルト・セクションを指定します。

[指定形式]

-Xsection=string=value[,string=value]

 

-

省略時解釈

初期値なしデータは.bss,初期値ありデータは.data,定数データは.const をデフォルトとします。

[詳細説明]

-

データのデフォルト・セクション属性を指定します。

-

stringvalue に指定可能な文字列と,各々の場合のデフォルト・セクションは以下の通りです。stringvalueにこれ以外のものを指定した場合はエラーとなります。

string

value

デフォルト・セクション

初期値なしデータ

初期値ありデータ

定数データ

data

r0_disp16

.zbss

.zdata

-

r0_disp23

.zbss23

.zdata23

-

ep_disp16

.ebss

.edata

-

ep_disp23

.ebss23

.edata23

-

gp_disp16

.sbss

.sdata

-

gp_disp23

.sbss23

.sdata23

-

const

zconst

-

-

.zconst

zconst23

-

-

.zconst23

pcconst16 【V1.07.00以降】

-

-

.pcconst16

pcconst23 【V1.07.00以降】

-

-

.pconst23

-

#pragma section で属性を変更した場合は,#pragma section で指定した属性が有効になります。

 

本オプションと他のオプションの,エラーになる組み合わせを次に示します。

-Xsection=data=ep_disp16

-Xsection=data=ep_disp23

-Omapを同時に指定する

-Osmapを同時に指定する

-Xsection=data=gp_disp16

-Xsection=data=gp_disp23

-r4=noneを同時に指定する

-Xsection=data=r0_disp16

-Xsection=data=r0_disp23

-pidを同時に指定する

-Xsection=const=zconst

-Xsection=const=zconst23

-pirodを同時に指定する

-Xsection=const=pcconst16

-Xsection=const=pcconst23

-pirodを同時に指定しない