-pid 【V1.07.00以降】


PID機能を有効にします。

[指定形式]

-pid

 

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省略時解釈

PID機能を無効にします。

[詳細説明]

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PID機能とは,変数データの配置先セクションを位置独立にする機能です。

PID機能の詳細については,「4.2.6.1 関数とデータのセクション割り当て」「8.6 PIC/PID機能」を参照してください。

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本オプションを指定すると,変数データの出力先セクションを,data,bss属性セクションからsdata32,sbss32属性セクションに変更します。

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sdata32,sbss32属性セクションに配置した変数データに対する参照は,すべてGP相対で行います。これによって,sdata32,sbss32属性セクションは,リンク後に任意のアドレスに配置することができます。

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本オプション指定時は,既定義マクロ__PIDが有効になります。

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-r4=noneオプションと同時に指定した場合,エラーとなります。

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-Omap,-Osmapオプションと同時に指定した場合,エラーとなります。