PID機能を有効にします。
[指定形式]
PID機能を無効にします。
[詳細説明]
- | PID機能とは,変数データの配置先セクションを位置独立にする機能です。 |
PID機能の詳細については,「4.2.6.1 関数とデータのセクション割り当て」「8.6 PIC/PID機能」を参照してください。
- | 本オプションを指定すると,変数データの出力先セクションを,data,bss属性セクションからsdata32,sbss32属性セクションに変更します。 |
- | sdata32,sbss32属性セクションに配置した変数データに対する参照は,すべてGP相対で行います。これによって,sdata32,sbss32属性セクションは,リンク後に任意のアドレスに配置することができます。 |
- | 本オプション指定時は,既定義マクロ__PIDが有効になります。 |
- | -r4=noneオプションと同時に指定した場合,エラーとなります。 |
- | -Omap,-Osmapオプションと同時に指定した場合,エラーとなります。 |