ルネサス
-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN 【V1.07.00以降】
出力範囲の開始アドレスを整列します。
[指定形式]
-FIX_RECORD_LENGTH_AND_ALIGN=align
-
省略時解釈
なし
[詳細説明]
インテル拡張ヘキサ・ファイル,またはモトローラ・Sタイプ・ファイルを生成する際に,指定したアライメント数で整合したアドレスから常に一定数のレコード長で出力します。
出力開始アドレスは,セクション先頭アドレス以前かつ指定したアライメント数で割り切れる最も大きなアドレスとなります。
レコード長は,-BYte_countオプションで指定した個数または規定値を常に出力します。
レコード長を一定にすることにより,一つのレコードに複数のセクションが出力される場合があります。
空き領域には,-SPaceオプションが指定された場合はその値,-SPaceオプションを指定せず,-CRCオプションを指定している場合は0xFF,-SPaceオプションも-CRCオプションも指定していない場合は0を出力します。
[使用例]
レコードの出力を8で割り切れるアドレスから開始し,レコード長を16バイト(16進数で10)に固定します。
>rlink a.obj b.obj -form=hexadecimal -byte_count=10 -fix_record_length_and_align=8
[備考]
本オプションは,-form={hexadecimal|stype}オプションを指定していない場合は無効となります。