Everything

debugger.CurrentConsumption.Get


取得した消費電流データの最大電流と平均電流を表示します。

また,取得した消費電流データをXMLファイルに出力します。【RL78(周辺機能シミュレーション対応デバイス)】【シミュレータ】

[指定形式]

debugger.CurrentConsumption.Get(fileName = "", force = False)

[引数]

引数

説明

fileName

消費電流データを保存するXMLファイル名をフルパスで指定します(デフォルト:指定なし)。

force

XMLファイルに上書きするかどうかを指定します。

True :XMLファイルに上書きします。

False :XMLファイルに上書きしません(デフォルト)。

[戻り値]

消費電流データの情報(詳細はCurrentConsumptionInfoクラスを参照してください)

[詳細説明]

-

消費電流データを,以下の形式で表示します。

Max = 最大電流値(uA), Average = 平均電流値(uA)

-

fileNameを指定しない場合は,消費電流データをXMLファイルに保存しません。

-

保存するXMLファイルのフォーマットを以下に示します。

注意

フォーマットは今後変更になる可能性があります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
-<Root>
   <FileType>0</FileType>
   <DateTime>YYYY-MM-DD hh:mm:ss</DateTime>    …ファイルの作成時間
  -<Modules>
     <Module no="0" name="周辺機能名0" />       … 周辺機能番号の定義
     <Module no="1" name="周辺機能名1" />
     <Module no="n" name="周辺機能名n" />
   </Modules>
     <!-- Frame n=FrameNo Address;Time(ns);ModuleNo,Current(uA);... -->
   <F n="フレーム番号0">実行アドレス;計測開始からの経過時間(ns);0,周辺機能番号0の消費電流値(uA);1,周辺機能番号1の消費電流値(uA);…;</F>
   <F n="フレーム番号1">実行アドレス;計測開始からの経過時間(ns);0,周辺機能番号0の消費電流値(uA);1,周辺機能番号1の消費電流値(uA);…;</F>
 </Root>

注意 1.

消費電流値は,実デバイスの標準値(TYP.)を基準に,マイクロコントローラ単体の消費電流値として概算で計算します。マイクロコントローラ以外の電流値は含まれていません。

注意 2.

計測可能な消費電流の変化点の数は20万です。
変化点の数が20万を超えるとプログラムが停止します。

[使用例]

>>>debugger.CurrentConsumption.Get("C:/project/sample.xml")
Max = 1020.30, Average = 300.20
>>>