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nexttoward / nexttowardf / nexttowardl


実軸上でd1から見てd2に向かう方向でd1のすぐ次の浮動小数点数表現を計算します。

[指定形式]

#include <math.h>

double nexttoward(double d1, long double d2);

float nexttowardf(float d1, long double d2);

long double nexttowardl(long double d1, long double d2);

[引数]

d1 実軸上の浮動小数点値

d2 d1から見て表現可能な浮動小数点値の存在する方向を示す値

[戻り値]

正常:表現可能な浮動小数点値

異常:範囲エラーの場合、関数に応じて数学的に正しい符号が付与されたHUGE_VAL, HUGE_VALF, HUGE_VALL

[備考]

d1がその型で表現できる最大の有限な値であり、かつリターン値が無限大又はその型で表現できない場合、範囲エラーが発生することがあります。

nexttoward関数群はd2の値がlong doubleであり、d1とd2が等しい場合はd2を関数に応じて変換して返すという点以外はnextafter関数群と等価です。