Everything
 

送信フレーム設定 ダイアログ【Full-spec emulator】【E1】【E20】


CAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】において,送信フレームにかかわる設定を行います。

図 A.64

送信フレーム設定 ダイアログ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

CAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】において,コンテキスト・メニューの[送信フレーム追加...]を選択

-

CAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】において,コンテキスト・メニューの[送信フレーム編集...]を選択

[各エリアの説明]

(1)

送信フレーム設定エリア

送信フレームに関する設定を行います。

(a)

[拡張フォーマットを使用する]

RS-CANはCANフレームの標準フォーマット/拡張フォーマット両方に対応しています。

拡張フォーマットで送信するかどうかを指定します。

(b)

[ID]

CANフレームのIDを16進数値で直接入力します。

入力可能な値の範囲は,フォーマットによって次のように異なります。

フォーマット

指定可能な範囲

標準

0x0~0x7FF

拡張

0x0~0x1FFFFFFF

(c)

[リモート・フレーム]

CAN受信デバッグ機能では,CANのデータ・フレーム,リモート・フレームのデバッグのみをサポートしています。

設定するフレームがリモート・フレームかどうかを指定します。

チェックするとリモート・フレームとなり,データの設定は行うことができません。

(d)

[データ・サイズ(バイト)]

CANのデータ・フレームのサイズを0~8バイトの範囲で選択します。

(e)

[データ]

CANのデータ・フレームで送信するデータを16進数値で直接入力します。

入力可能なデータの範囲は,[データ・サイズ(バイト)]で指定したサイズまでの範囲となります。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

このダイアログで設定した送信フレームの設定をCAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】の送信フレーム設定エリアに反映します。

キャンセル

設定を無効とし,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。