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rot_rdq
irot_rdq
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ER rot_rdq ( PRI tskpri );
ER irot_rdq ( PRI tskpri );
tskpriで指定された優先度に対応したレディ・キューの先頭タスクを最後尾につなぎかえ,タスクの実行順序を明示的に変更します。
備考1 本サービス・コールでは,レディ・キューの対象優先度にタスクが1つもキューイングされていなかった場合,何も処理は行わず,エラーとしても扱いません。
備考2 本サービス・コールを周期ハンドラなどから一定周期で発行することにより,ラウンドロビン・スケジューリングを実現することができます。
備考3 RI600PXにおけるレディ・キューは,優先度をキーとしたハッシュ・テーブルであり,実行可能な状態(RUNNING状態またはREADY状態)へと遷移したタスクがFIFO順でキューイングされます。このため,スケジューラは,起動された際にレディ・キューの優先度高位から検出処理を実行し,キューイングされているタスクを検出した場合には,該当優先度の先頭タスクにCPUの利用権を与えることにより,RI600PXのスケジューリング方式(優先度方式,FCFS方式)を実現しています。
備考4 ミューテックスをロック中のタスクの現在優先度は,ベース優先度と異なる場合があります。この場合,そのタスクが本サービス・コールで
tskpriに
TPRI_SELFを指定しても,自タスクが属する現在優先度のレディ・キューを回転することはできません。
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- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。
- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。
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- スタック・ポインタが呼出しタスクのユーザ・スタック領域の範囲外を指している。
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