19.13 メッセージ・バッファ情報(message_buffer[])
- 説明
メッセージ・バッファID番号を定義します。
- 省略時の扱い
cfg600がID番号を自動的に割り当てます。
- 備考
ID番号は,1から漏れなく付与される必要があります。つまり,ID番号を指定する場合は,その値は定義するオブジェクト数以下でなければなりません。
- 説明
ID名称を定義します。指定されたID名称は,システム情報ヘッダ・ファイル(kernel_id.h)に以下の形式で出力されます。
#define <ID名称> <ID番号>
- 説明
メッセージ・バッファのサイズを,バイト単位で義します。
- 定義範囲
0,または8〜65532の範囲の4の倍数
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時は0)を適用
4 ) メッセージ・バッファ領域に付与するセクション名(
mbf_section)
- 説明
メッセージ・バッファ領域に付与するセクション名を定義します。
mbf_size>0の場合,cfg600は
mbf_sectionで指定されたセクションに
mbf_sizeで指定されたサイズのメッセージ・バッファ領域を生成します。このセクションのセクション属性は“DATA”,アライメント数は4です。リンク時には,このセクションをRAM領域に配置してください。
リンク時に,このセクションを0番地に配置してはなりません。
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時はBRI_HEAP)を適用
5 ) 最大メッセージ・サイズ(
max_msgsz)
- 説明
最大メッセージ・サイズをバイト単位で指定します。
mbf_size>0の場合は,
max_msgszは(
mbf_size - 4)以下でなければなりません。
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時は4)を適用