ActionEventCondition


アクション・イベントの条件を作成します。

[型]

class ActionEventCondition:
        Address = ""
        Output = ""
        Expression = ""
        Vector = 0
        Priority = 1
        ActionEventType = ActionEventType.Printf

[変数]

変数

ActionEventTypeの指定

説明

Address

ActionEventType.Printf

アクション・イベントのアドレスを指定します。

必ず指定してください。

ActionEventType.Interrupt

アクション・イベントのアドレスを指定します。

必ず指定してください。

Output

ActionEventType.Printf

出力する際に付与する文字列を指定します。

ActionEventType.Interrupt

無視されます。

Expression

ActionEventType.Printf

変数式を指定します。

カンマで区切ることにより,10個まで指定することができます。

ActionEventType.Interrupt

無視されます。

Vector

ActionEventType.Printf

無視されます。

ActionEventType.Interrupt

割り込みベクタ番号を指定します。【RXシミュレータ】

0〜255の範囲で指定してください。

Priority

ActionEventType.Printf

無視されます。

ActionEventType.Interrupt

割り込み優先順位を指定します。【RXシミュレータ】

指定可能な範囲はシリーズによって異なります。詳細については,「CS+ RX デバッグ・ツール編」を参照してください。

ActionEventType

アクション・イベントの種類を指定します。

指定可能な種類を以下に示します。

種類

説明

ActionEventType.Printf

Printfイベント(デフォルト)

ActionEventType.Interrupt

割り込みイベント

[詳細説明]

-

ActionEventConditionはclass形式になっており,アクション・イベントの条件を変数に指定します。
アクション・イベントの条件を作成するには,インスタンスを生成し,生成したインスタンスに対して条件を設定します。

[使用例]

>>>ae = ActionEventCondition()                  …Printfイベントの場合
>>>ae.Address = 0x3000
>>>ae.Output = "chData = "
>>>ae.Expression = "chData"
>>>ae.ActionEventType = ActionEventType.Printf
>>>debugger.ActionEvent.Set(ae)
1
>>>
>>>ae = ActionEventCondition()                  …割り込みイベントの場合
>>>ae.Address = 0x4000
>>>ae.Vector = 10
>>>ae.Priority = 2
>>>ae.ActionEventType = ActionEventType.Interrupt
>>>debugger.ActionEvent.Set(ae)
2
>>>