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-CFI_IGNORE_Module【Professional版のみ】【V1.06以降】


不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストから除外するオブジェクト・ファイルを指定します。

[指定形式]

-CFI_IGNORE_Module=suboption[, ...]
【V1.06以前】
  suboption := file
【V1.07以降】
  suboption := file[(module[, ...])]

 

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省略時解釈

なし

[詳細説明]

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【V1.06以前】

不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストから除外するオブジェクト・ファイルを指定します。

【V1.07以降】

不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストから除外するオブジェクト・ファイルとライブラリ・ファイルを指定します。ライブラリ・ファイル指定ではライブラリ内モジュール名を指定できます。

不正な間接関数呼び出し検出の詳細については,コンパイル・オプション「-control_flow_integrity【Professional版のみ】【V1.06以降】」を参照してください。

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指定したオブジェクト・ファイルが存在しない場合,エラーとなります。

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本オプションを複数回指定した場合は,指定した全てのオブジェクト・ファイル内の関数を関数リストに登録しません。

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本オプションを使用する場合,-CFIオプションの指定が必要です。-CFIオプションの指定がない場合はエラーとなります。

[使用例]

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a.obj,b.obj,c.obj内の関数を関数リストから除外します。

>rlink -cfi -cfi_ignore_module=a.obj,b.obj -cfi_ignore_module=c.obj

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【V1.07以降】

b.libライブラリ内のcモジュール内の関数を関数リストから除外します。

>rlink -cfi -cfi_ignore_module=b.lib(c) -lib=b.lib a.obj