自動配置のセクション割り付けは,FLEXIBLE APPLICATION ACCELERATOR (FAA) と共用するメモリ領域で分断した領域に分けて配置します。
セクションの自動配置を,FLEXIBLE APPLICATION ACCELERATOR (FAA) と共用するメモリ領域で分割しません。
STRIDE_DSP_MEMORY_AREAを指定したとき,セクションを順番に,FLEXIBLE APPLICATION ACCELERATOR (FAA) メモリ領域の手前まで配置していき,残りはFLEXIBLE APPLICATION ACCELERATOR (FAA) メモリ領域の後ろから,別セクションとして配置します。 |
以下のようにfile1.obj,file2.obj,file3.objとfile4.objにdata_sectionがあるとします。
デバイスがRAM-Aサイズ2.5K RAM-Bサイズ2.5Kで構成されていた場合,auto_section_layoutによるセクションの自動割り当ては以下のようになります。
RAMはRAM-A(サイズ2.5K)とRAM-B(サイズ2.5K)に分割され,file1.obj,file2.obj,file3.objとfile4.objを結合したdata_section(サイズ4K)を下図のように配置できません。
STRIDE_DSP_MEMORY_AREAを指定しているなら,RAM-A(サイズ2.5K)にfile1.objとfile2.objのdata_section(サイズ2K)を配置したあと,RAM-B(サイズ2.5K)にfile3.objとfile3.objのdata_section(サイズ2K)を下図のように配置できます。