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[周期ハンドラ]タブ

RI78V4の周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)を表示します。
図A―18  [周期ハンドラ]タブ
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択
- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択
[各エリアの説明]
(1) 情報表示エリア
RI78V4の周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)を表示します。
なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。
周期ハンドラ名
周期ハンドラの現在状態を示すアイコン,および周期ハンドラの名前を以下の形式で表示します。
アイコン 名前
なお,名前が未定義の場合には,“ID”が表示されます。
停止状態(STP状態)
動作状態(STA状態)
ID
周期ハンドラのIDを表示します。
状態
周期ハンドラの現在状態を表示します。
TCYC_STP
停止状態(STP状態)
TCYC_STA
動作状態(STA状態)
周期
周期ハンドラの起動周期(単位:tick)を表示します。
位相
周期ハンドラの初期起動位相(単位:ミリ秒)を表示します。
残り時間
次に起動するまでの残り時間(単位:tick)を表示します。
なお,周期ハンドラの現在状態が“停止状態”,起動位相の保存の有無が“起動位相の保存なし”の場合には,“-”が表示されます。
起動アドレス
周期ハンドラの起動アドレスを表示します。
拡張情報
常に,“0x0”が表示されます。
属性
周期ハンドラの属性(周期ハンドラの初期起動状態,起動位相の保存有無)を以下の形式で表示します。
初期起動状態 有無
【周期ハンドラの初期起動状態】
TA_STA
動作状態(STA状態)
表示なし
停止状態(STP状態)
【起動位相保存の有無】
TA_PHS
起動位相の保存あり
表示なし
起動位相の保存なし

備考  周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)の各セルをダブルクリックした際には,周期ハンドラのソース・ファイルをエディタ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。
[コンテキスト・メニュー]
マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。
(1) ヘッダ行
表示
表示有無を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
周期ハンドラ名,ID,状態,周期,位相,残り時間,起動アドレス,拡張情報,属性
チェック状態
該当項目を表示します。
非チェック状態
該当項目を表示しません。
表記
表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
ID,周期,位相,残り時間,起動アドレス,拡張情報
10進数
該当項目を10進数で表示します。
16進数
該当項目を16進数で表示します。

(2) フッタ行
ソースへジャンプ(起動アドレス)
エディタ パネルをオープンし,周期ハンドラのソースを表示します。
逆アセンブルへジャンプ(起動アドレス)
逆アセンブル パネルをオープンし,周期ハンドラの逆アセンブル結果を表示します。
表示項目のリセット
表示状態(表示有無,表記進数,表示順序,表示幅など)を初期状態に戻します。