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[メモリ・エリア]タブ

RI78V4のメモリ・エリア情報(領域名,先頭アドレスなど)を表示します。
図A―3  [メモリ・エリア]タブ
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択
- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択
[各エリアの説明]
(1) 情報表示エリア
RI78V4のメモリ・エリア情報(領域名,先頭アドレスなど)を表示します。
なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。
領域名
アイコン,および管理対象メモリ領域の名前を以下の形式で表示します。
アイコン 名前
kernel_system
RI78V4のカーネル・コードが割り付けられる領域
kernel_system_timer_n
システム・タイマ割り込み,および,割り込みハンドラのfar分岐情報のコードが割り付けられる領域
kernel_info
RI78V4のバージョンなどといった情報が割り付けられる領域
kernel_const
kernel_const_f
動的に変化することのないOS資源に関する初期情報がシステム情報テーブルとして割り付けられる領域
kernel_stack
システム・スタック,および,タスク・スタックが割り付けられる領域
kernel_data
RI78V4が管理する各種オブジェクトが割り付けられる領域
kernel_data_init
RI78V4の初期化情報が割り付けられる領域
kernel_workn
データ・キュー,および,固定長メモリ・プールが割り付けられる領域
kernel_data_trace_n
kernel_const_trace_f
トレースデータ,および,トレースデータ取得に必要な情報が割り付けられる領域
kernel_system_trace_f
トレースを取得するためのコードが割り付けられる領域
kernel_sbss
RI78V4が使用するSADDR領域
先頭アドレス
管理対象メモリ領域の先頭アドレスを表示します。
サイズ
管理対象メモリ領域のサイズ(単位:バイト)を表示します。

備考  メモリ・エリア情報(領域名,先頭アドレスなど)の各セルをダブルクリックした際には,管理対象メモリ領域の内容をメモリ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。
[コンテキスト・メニュー]
マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。
(1) ヘッダ行
表示
表示有無を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
領域名,先頭アドレス,サイズ
チェック状態
該当項目を表示します。
非チェック状態
該当項目を表示しません。
表記
表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
先頭アドレス,サイズ
10進数
該当項目を10進数で表示します。
16進数
該当項目を16進数で表示します。

(2) フッタ行
メモリへジャンプ(先頭アドレス)
メモリ パネルをオープンし,管理対象メモリ領域の内容を表示します。
表示項目のリセット
表示状態(表示有無,表記進数,表示順序,表示幅など)を初期状態に戻します。