使用マイコンがシングルコアのRH850の場合,変数に対して排他制御が正しく行われているかどうかをチェックする排他制御チェック・ツールを起動し,排他区間内で変数へ正しくアクセスしているかどうか確認することもできます。
排他制御チェック・ツールについての詳細は,「2.22 デバッグ・ツールの状態の保存・復帰」を参照してください。
本エリアの表示内容は,選択しているタブにより切り替わります。
アクティブ・プロジェクトにおいて,変数にアクセスしている関数を直交表で表示します。
この情報はクロス・リファレンス情報とマップ情報を用いて作成しています。情報が表示されない場合は,ツールバーの右端の (直交表を生成するためのビルド・オプションを有効にしてビルドするボタン)をクリックして情報を生成してください。
また,Cソースを静的解析して得られた関数の変数へのアクセス状態を表示します。
変数名,または変数へのアクセス状態を表しているセルをダブルクリックすることで,その定義箇所をエディタで表示します。
変数に対して排他制御が正しく行われているかどうかをチェックする排他制御チェック・ツールを実行して得られた情報(関数がどの変数へアクセスしているか,そのアクセスは読み込みなのか書き込みなのか,排他区間に正しくアクセスしているかどうか)を時系列で表示します。
また,変数名,関数名,または変数へのアクセス状態を表しているセルをダブルクリックすることで,その定義箇所をエディタで表示します。
変数にアクセスしている関数を直交表で表示する[関数変数アクセス表(直交表)]タブと,排他制御チェック・ツールによって計測された排他制御の時系列情報を表示する[関数変数アクセス表(時系列)]タブの2つがあります。
ただし,[関数変数アクセス表(時系列)]タブは,使用マイコンがシングルコアのRH850でエミュレータを使用している場合のみ表示します。
ツールバーは,使用マイコンがシングルコアのRH850でエミュレータを使用している場合,およびコンパイラがクロスリファレンスの生成に対応している場合のみ表示します。
[関数変数アクセス表(直交表)]タブで選択している変数に対して排他制御チェックを行うための排他制御チェック・ツール ダイアログを表示します。 |
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クロス・リファレンスの生成に関するビルド・オプションが無効の場合,有効にしてビルドします。その際,テキスト・エディタで編集中のファイルがある場合は,該当ファイルを保存します。 |