-smap
<コンパイル・オプション / 最適化オプション>
[指定形式]
[詳細説明]
-
コンパイル対象ファイル内で定義された外部変数もしくは静的変数についてベースアドレスを設定し、アクセスをベースアドレス相対で行うコードを生成します。
[例]
<Cソース>
long A,B,C;
void func()
{
A = 1;
B = 2;
C = 3;
}
<出力コード>
_func:
MOV.L #_A,R4 ; A のアドレスをベースアドレスに設定
MOV.L #1,[R4]
MOV.L #2,4[R4] ; A のアドレスをベースとして、Bにアクセス
MOV.L #3,8[R4] ; A のアドレスをベースとして、Cにアクセス
[備考]
C/C++ソースをコンパイルする場合のみ適用されます。コンパイル時にアセンブリ言語で記述されたプログラムには適用されません。
mapオプションとsmapオプションを同時に指定した場合は、mapオプションが有効となります。