ここでは,Python 3実行環境との外部通信機能で使用するcsplusモジュールの関数について説明します。
表 C.12
csplus モジュール関数
関数名
機能概要
csplus.add_address_breakpoint
ブレークポイント種別を指定して、アドレスブレークポイントを追加します。
csplus.add_event_listener
CS+で発生したイベントを受信するリスナーを登録します。
csplus.connect
Python 3 実行環境とCS+のソケット通信を確立します。
csplus.download_loadmodule
ロードモジュールファイルをダウンロードします。
csplus.get_all_breakpoints
ワークスペース内のすべてのブレークポイント情報を取得します。
csplus.get_expression_info
式のサイズ、型、および値を取得します。
csplus.get_float_expression
指定した式の浮動小数点値を取得します。
csplus.get_integer_expression
指定した式の整数値を取得します。
csplus.get_register
指定されたレジスターの値を取得します。
csplus.get_source_line_address
指定されたソース行に対応するアドレスを取得します。
csplus.get_symbol_address
指定されたシンボルに対応するアドレスを取得します。
csplus.get_variable_size
指定された変数のサイズを取得します。
csplus.get_variable_type
指定された変数の型を取得します。
csplus.is_debug_session_running
プログラムが実行中かどうかを調べます。
csplus.launch_debug_session
デバッグセッションを開始します。
csplus.read_memory
指定されたアドレスから値を読み出します。
csplus.remove_all_breakpoints
すべてのブレークポイントを削除します。
csplus.remove_event_listener
add_event_listenerで登録した、CS+イベントのリスナーを登録解除します。
csplus.reset_debug_session
指定されたデバッグセッションでリセットを実行します。
csplus.resume_debug_session
指定されたデバッグセッションでresumeを実行します。
csplus.set_float_expression
指定された式に浮動小数点値を代入します。
csplus.set_integer_expression
指定された式に整数値を代入します。
csplus.skip_all_breakpoints
すべてのブレークポイントを無視するかどうかを指定します。
csplus.step_in
指定されたデバッグセッションでステップ実行を行います。
csplus.suspend_debug_session
指定されたデバッグセッションで実行の中断を行います。
csplus.terminate
CS+との通信を切断し,CS+を終了します。
csplus.terminate_debug_session
指定したデバッグセッションを切断します。
csplus.write_memory
指定されたアドレスに指定された値を書き込みます。