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2.2 関数情報を表示する

プログラム中の関数情報(関数名/ファイル名/属性/参照回数/実行回数/コード・カバレッジ率など)を表示します。

メイン・ウインドウのツールバーの ボタンをクリックすることにより,現在表示可能な(「1.1.2解析情報の種別」参照)最新の関数情報が関数一覧 パネルに表示されます。

ただし,解析対象外に指定されているファイル内の関数情報は表示されません(「1.1.1解析対象」参照)。

なお,表示される関数情報の各項目についての詳細は,関数一覧 パネルを参照してください。

図 2.1

関数情報の表示(関数一覧 パネル)

注意 1.

【E20【RX】】
デバッグ・ツールのプロパティ パネルにおける,[デバッグ・ツール設定]タブ上の[トレース]カテゴリ内[トレース・データの種別]プロパティで[分岐]を選択している場合,分岐命令間の命令を補完するため,トレース・データによる動的解析情報の取得に時間がかかります(処理時間は,同カテゴリ内の[トレース・メモリ・サイズ[Mバイト]]プロパティの設定値に比例します)。

注意 2.

【CC-RX】
C++ソース・ファイルを対象とする場合は,「3.6CC-RX(C++ソース・ファイル)を使用する場合について」を参照してください。

注意 3.

【CC-RX】
最適化により削除された未使用スタティック関数は一覧に表示されません。

備考 1.

プログラムの実行が停止するごとに表示内容が更新されます(デフォルト)。
ただし,プロパティ パネル[設定]タブ上の[全般]カテゴリ内[プログラム停止時に更新を行う]プロパティの指定を[はい](デフォルト)以外に変更した場合,プロパティ パネルでの設定に従った表示内容の更新を行います。

備考 2.

プログラムの実行により値が変化した情報は強調表示されます(強調表示の際の文字色/背景色は,オプション ダイアログにおける[全般 - フォントと色]カテゴリの設定に依存)。強調表示は,ツールバーの ボタンをクリックすることにより解除することができます。

備考 3.

カレント行マーク( )は,該当行がカレント行であることを示します。
カレント行マークのある関数を対象として,次の操作を行うことができます。

備考 4.

アクティブ・プロジェクト以外で定義され,かつアクティブ・プロジェクトから一度も参照されていない関数は,関数一覧 パネルでその情報が表示されません。この場合の関数情報の表示方法については,「2.12情報ファイルをインポート/エクスポートする」を参照してください。