20.18 可変長メモリ・プール情報(variable_memorypool[])
- 省略時の扱い
cfg600pxがID番号を自動的に割り当てます。
- 説明
ID名称を定義します。指定されたID名称は,システム情報ヘッダ・ファイル(kernel_id.h)に以下の形式で出力されます。
#define <ID名称> <ID番号>
3 ) 可変長メモリ・プールのサイズ(
heap_size)
- 説明
可変長メモリ・プールのサイズを,バイト単位で定義します。
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時は1024)を適用
4 ) 可変長メモリ・ブロック・サイズの上限(
max_memsize)
- 説明
可変長メモリ・ブロックサイズの上限をバイト単位で定義します。
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時は36)を適用
5 ) メモリ・プール領域に付与するセクション名(
mpl_section)
- 説明
可変長メモリ・プール領域に付与するセクション名を定義します。
cfg600pxは,
mpl_sectionで指定されたセクションに
heap_sizeバイトの可変長メモリ・プール領域を生成します。このセクションのセクション属性は“DATA”,アライメント数は4です。リンク時には,このセクションをRAM領域に配置してください。
リンク時に,このセクションを0番地に配置してはなりません。
- 省略時の扱い
デフォルト・システム・コンフィギュレーション・ファイルの設定値(出荷時はBRI_HEAP)を適用