ルネサス
-MSg_unused
参照されない外部定義シンボルを出力します。
[指定形式]
-
省略時解釈
なし
[詳細説明]
リンク処理の中で一度も参照されることのなかった外部定義シンボルを,検出するために使用します。
[使用例]
>rlink a.obj b.obj -message -msg_unused
[備考]
本オプションは,-form={object|relocate|library}オプション,または-extractオプションを指定した場合は無効となります。
本オプションは,入力ファイルがロード・モジュール・ファイルの場合は無効となります。
本オプションは,-messageオプションと同時に指定する必要があります。
コンパイル時にインライン展開された関数に対して,メッセージ出力する場合があります。 その場合は,関数定義にstatic宣言を追加することにより,メッセージ出力を抑止することができます。
以下のどちらかに該当する場合,参照関係の解析が正しく行うことができず,メッセージ出力により通知される情報が不正確となります。
同一ファイル内の定数シンボルへの参照がある場合
コンパイル時に最適化が有効で,直下の関数を呼び出す場合