SoftwareTraceInfo


ソフトウェア・トレース情報(debugger.SoftwareTrace.Get関数の戻り値),またはソフトウェア・トレース(LPD出力)情報(debugger.SoftwareTraceLPD.Get関数の戻り値)を保持します。【RH850】

[型]

class SoftwareTraceInfo:
        FrameNumber = None
        Timestamp = None
        DataType = None
        ProgramCounter = None
        RegisterID = None
        RegisterData = None
        Data = None
        Category = None
        RealData = None
        ProcessorElement = None

[変数]

変数

説明

FrameNumber

フレーム番号が格納されます。

Timestamp

タイムスタンプが格納されます。

マルチコアの場合,エミュレータとシミュレータでは以下の違いがあります。

【E1/E20/Full-spec emulator】

同じPE番号のうち前のデータからの差分時間が格納されます。

【シミュレータ】

debugger.XTrace.Addupの設定により,積算時間,または差分時間が格納されます。

差分時間の場合,PE番号に関係なく前のデータからの差分の時間が格納されます。

DataType

データの種類が格納されます。

種類

説明

SoftwareTraceDataType.DBCP

チェック・ポイント

SoftwareTraceDataType.DBTAG

タグ

SoftwareTraceDataType.DBPUSH

プッシュ

SoftwareTraceDataType.Lost

ロスト・データ

ProgramCounter

プログラム・カウンタが格納されます。

RegisterID

レジスタIDが格納されます。(DBPUSHの場合)

RegisterData

レジスタ・データが格納されます。(DBPUSHの場合)

Category

カテゴリが格納されます。(DBTAGの場合)

Data

データが格納されます。(DBTAGの場合)

RealData

カテゴリとデータを合成したデータが格納されます。(DBTAGの場合)

ProcessorElement

マルチコアの場合,PE番号が格納されます。

[詳細説明]

-

SoftwareTraceInfoはclass形式になっており,debugger.SoftwareTrace.Get,またはdebugger.SoftwareTraceLPD.Get関数を実行した場合に戻り値として渡されます。