debugger.SoftwareTraceLPD.Get


指定したフレーム数分のソフトウェア・トレース(LPD出力)・データを参照します。

また,取得したソフトウェア・トレース(LPD出力)・データをファイルに出力します。【RH850】【E2】

[指定形式]

debugger.SoftwareTraceLPD.Get(frameCount, fileName = "", append = False)

[引数]

引数

説明

frameCount

ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データを取得するフレーム数を指定します。

fileName

出力するファイル名をフルパスで指定します(デフォルト:指定なし)。

append

ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データをファイルに追記するかどうかを指定します。

True :ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データをファイルに追記します。

False :ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データをファイルに追記しません(デフォルト)。

[戻り値]

ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データ(詳細はSoftwareTraceInfoクラスを参照してください)

データが存在しない場合はNoneが設定されます。

[詳細説明]

-

ソフトウェア・トレース(LPD出力)・データを,以下の形式で表示します。

 

シングルコアの場合

-

DBCPの場合

フレーム数 タイムスタンプ PC DBCP

-

DBTAGの場合(PCあり)

フレーム数 タイムスタンプ PC カテゴリ データ DBTAG

-

DBTAGの場合(PCなし)

フレーム数 タイムスタンプ カテゴリ データ DBTAG

-

DBPUSHの場合(PCあり)

フレーム数 タイムスタンプ PC レジスタID レジスタ・データ DBPUSH

-

DBPUSHの場合(PCなし)

フレーム数 タイムスタンプ レジスタID レジスタ・データ DBPUSH

 

マルチコアの場合

-

DBCPの場合

フレーム数 PE番号 タイムスタンプ PC DBCP

-

DBTAGの場合(PCあり)

フレーム数 PE番号 タイムスタンプ PC カテゴリ データ DBTAG

-

DBTAGの場合(PCなし)

フレーム数 PE番号 タイムスタンプ カテゴリ データ DBTAG

-

DBPUSHの場合(PCあり)

フレーム数 PE番号 タイムスタンプ PC レジスタID レジスタ・データ DBPUSH

-

DBPUSHの場合(PCなし)

フレーム数 PE番号 タイムスタンプ レジスタID レジスタ・データ DBPUSH

[使用例]

>>>trace = debugger.SoftwareTraceLPD.Get(100)
 99  00h00min00s003ms702us000ns 0x00001028 0x03 0x20 DBTAG
 99  00h00min00s003ms702us000ns 0x00001030 0x03 0x0020 DBPUSH
100  00h00min00s003ms702us000ns 0x00001032 DBCP
>>>