-fix_record_length_and_align 【V2.08.00 以降】
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<最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション>
[指定形式]
-fix_record_length_and_align=<アライメント数>
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[詳細説明]
- | インテルHEX形式ファイルまたはモトローラS形式ファイルを生成する際に、指定したアライメント数で整合したアドレスから常に一定数のレコード長で出力します。 |
- | 出力開始アドレスは、セクション先頭アドレス以降、指定したアライメント数で割り切れる最初のアドレスとなります。 |
- | レコード長は、byte_countオプションで指定した個数または規定値を常に出力します。 |
- | レコード長を一定にすることにより、一つのレコードに複数のセクションが出力される場合があります。 |
- | 空き領域には、spaceオプションが指定された場合はその値、spaceオプションが指定されていない場合はcrcオプションがないとき0を出力します。crcオプションがあるときFFを出力します。 |
[例]
データレコードの出力を8で割り切れるアドレスから開始し、レコード長を16バイトに固定します。
a.obj b.obj -form=hexadecimal -byte_count=10 -fix_record_length_and_align=8
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[備考]
- | 生成するファイル形式がインテルHEX形式ファイル(form=hex)でもモトローラS形式ファイル(form=stype)でもない場合、本オプションは無効です。 |