疑似タイマを設定します。【RL78命令シミュレータ】
[指定形式]
debugger.PseudoTimer.Set(pseudoTimerNumber, PseudoTimerCondition)
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[引数]
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pseudoTimerNumber
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設定する疑似タイマ番号を指定します。(数値:1~64)
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PseudoTimerCondition
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疑似タイマ条件を指定します。
疑似タイマ条件の作成については,PseudoTimerConditionクラスを参照してください。
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[戻り値]
疑似タイマの設定に成功した場合 :True
疑似タイマの設定に失敗した場合 :False
[詳細説明]
- | PseudoTimerConditionで指定されている内容に従って,指定された疑似タイマ番号の疑似タイマを設定し,カウントをスタートします。 |
- | カウントがPseudoTimerConditionで指定されたインターバル時間になると,指定された割り込みベクタアドレスに指定されたプライオリティで割り込みを発生します。 |
- | 割り込みベクタアドレスに"Reset"または0x0を指定した場合はリセットを発生します。 |
- | 割り込みは割り込み許可(EI)状態の時に発生します。割り込み禁止(DI)状態の時は保留され,次に割り込み許可(EI)状態になった時に割り込みが発生します。 |
- | 割り込み機能のレジスタの設定は不要です。また,割り込みにより割り込み機能のレジスタはPSWのみが変化します。 |
- | リセットが発生した場合は疑似タイマのカウントを停止し,設定済の全疑似タイマを削除します。 |
- | 疑似タイマは HALTモード,STOPモード中もカウントを継続します。 |
- | 既に設定済の疑似タイマ番号を指定した場合は,設定済の疑似タイマが有効となり,新しい疑似タイマの設定は失敗します。 |
[使用例]
>>>ptc1 = PseudoTimerCondition()
>>>ptc1.VectorAddr = 0x40
>>>ptc1.Priority = 3
>>>ptc1.IntervalTime = 1
>>>ptc1.IntervalTimeUnit = IntervalTimeUnit.Ms
>>>ptc1.Periodic = False
>>>debugger.PseudoTimer.Set(1, ptc1)
True
>>>
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