[レディ・キュー]タブ

RI850V4のレディ・キュー情報(優先度,タスク数など)を表示します。

図A―27  [レディ・キュー]タブ



ここでは,次の項目について説明します。

- [オープン方法]

- [各エリアの説明]

- [コンテキスト・メニュー]

[オープン方法]

- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択

- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択

[各エリアの説明]

(1) 情報表示エリア

(a) 第1階層

RI850V4のレディ・キュー情報(優先度,タスク数など)を表示します。

なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。

優先度

レディ・キューの現在状態を示すアイコン,およびタスクの優先度を以下の形式で表示します。

アイコン 優先度

キューイングされているタスクあり

キューイングされているタスクなし

タスク数

キューイングされているタスク(READY状態,またはRUNNING状態のタスク)の総数を表示します。



(b) 第2階層

レディ・キューにタスクがキューイングされている場合に限り,実行可能タスク情報(オブジェクト名,IDなど)を表示します。

なお,実行可能タスク情報についての詳細は,[タスク]タブを参照してください。

図A―28  [レディ・キュー]タブ(実行可能タスク情報)



備考1.  実行可能タスク情報(オブジェクト名,IDなど)の各セルをダブルクリックした際には,タスクのソース・ファイルをエディタ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。

2.  実行可能タスク情報(現在のタスクSP,タスク・スタック・エリア)のセルをダブルクリックした際には,タスク・スタックの内容をメモリ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。

[コンテキスト・メニュー]

マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。

(1) ヘッダ行

表示

表示有無を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

優先度,タスク数

チェック状態

該当項目を表示します。

非チェック状態

該当項目を表示しません。

表記

表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

優先度,タスク数

10進数

該当項目を10進数で表示します。

16進数

該当項目を16進数で表示します。



(2) フッタ行

サービス・コール

発行可能なサービス・コールの種類を表示します。

なお,ダウンロードしたプログラムに該当サービス・コールが組み込まれていない(リンクされていない)場合,および該当サービス・コールの処理を実行するうえで必要な条件が整っていない場合には,サービス・コール名がグレー表記となります。

rot_rdq

レディ・キューの回転

表示項目のリセット

表示状態(表示有無,表記進数,表示順序,表示幅など)を初期状態に戻します。