-cfi_ignore_module 【V2.08.00 以降】


最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション

[指定形式]

-cfi_ignore_module = <サブオプション>[,...]
              <サブオプション> : <モジュール> | <ライブラリファイル>[(<ライブラリモジュール>
                                [,<ライブラリモジュール>]...)[,...]]

 

[詳細説明]

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不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストから除外するオブジェクトファイルを指定します。

不正な間接関数呼び出し検出の詳細については、コンパイルオプション「-control_flow_integrity 【Professional版のみ】 【V2.08.00以降】」を参照してください。

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【V3.00.00以降】 不正な間接関数呼び出し検出で用いる関数リストから除外するオブジェクトファイルまたはライブラリファイルを指定します。ライブラリファイルを指定した場合、ライブラリ内モジュール名を指定できます。

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指定したオブジェクトファイルが存在しない場合、エラーとなります。

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本オプションを複数回指定した場合は、指定した全てのオブジェクトファイル内の関数を関数リストに登録しません。

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本オプションを使用する場合、-cfiオプションの指定が必要です。-cfiオプションの指定が無い場合はエラーとなります。

[例]

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a.obj, b.obj及びc.lib内のdモジュール内の関数を関数リストから除外します。

-cfi_ignore_module=a.obj,b.obj -cfi_ignore_module=c.lib(d)