TimerCondition


条件タイマの条件を作成します。

[型]

class TimerCondition:
        StartAddress = ""
        StartData = ""
        StartTimerType = TimerType.Execution
        EndAddress = ""
        EndData = ""
        EndTimerType = TimerType.Execution

[変数]

変数

説明

StartAddress

タイマ測定を開始するアドレスを指定します。

必ず指定してください。

StartData

タイマ測定を開始するアドレスのデータ条件(数値)を指定します。

StartTimerTypeに“TimerType.Execution”を指定した場合,本指定は無視されます。

StartTimerType

タイマ測定を開始するタイマの種類を指定します。

指定可能な種類を以下に示します。

種類

説明

TimerType.Execution

実行時にタイマの開始を行います(デフォルト)。

TimerType.Read

データ・リード時にタイマの開始を行います。

TimerType.Write

データ・ライト時にタイマの開始を行います。

TimerType.Access

データ・アクセス時にタイマの開始を行います。

EndAddress

タイマ測定を終了するアドレスを指定します。

必ず指定してください。

EndData

タイマ測定を終了するアドレスのデータ条件(数値)を指定します。

EndTimerTypeに“TimerType.Execution”を指定した場合,本指定は無視されます。

EndTimerType

タイマ測定を終了するタイマの種類を指定します。

指定可能な種類を以下に示します。

種類

説明

TimerType.Execution

実行時にタイマの終了を行います(デフォルト)。

TimerType.Read

データ・リード時にタイマの終了を行います。

TimerType.Write

データ・ライト時にタイマの終了を行います。

TimerType.Access

データ・アクセス時にタイマの終了を行います。

[詳細説明]

-

TimerConditionはclass形式になっており,条件タイマの条件を変数に指定します。
条件タイマの条件を作成するには,インスタンスを生成し,生成したインスタンスに対して条件を設定します。

[使用例]

>>>execute_timer = TimerCondition()             …インスタンスを生成
>>>execute_timer.StartAddress = "main"
>>>execute_timer.StartTimerType = TimerType.Execution
>>>execute_timer.EndAddress = "sub"
>>>execute_timer.EndTimerType = TimerType.Execution
>>>debugger.Timer.Set(execute_timer)            …条件タイマ設定関数の引数に指定
1
>>>