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[周期ハンドラ]タブ

RI600PXの周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)を表示します。
図A―25  [周期ハンドラ]タブ
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択
- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択
[各エリアの説明]
(1) 情報表示エリア
RI600PXの周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)を表示します。
なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。
周期ハンドラ名
周期ハンドラの現在状態を示すアイコン,および周期ハンドラの名前を以下の形式で表示します。
アイコン 名前
停止状態(STP状態)
動作状態(STA状態)
周期ハンドラ未生成
ID
周期ハンドラのIDを表示します。
状態
周期ハンドラの現在状態を表示します。
TCYC_STP
停止状態(STP状態)
TCYC_STA
動作状態(STA状態)
周期
周期ハンドラの起動周期を表示します。時間の単位はミリ秒です。ただし、基本クロック割り込み周期の分母(tic_deno)が1の場合の単位は基本クロック数です。
位相
周期ハンドラの初期起動位相を表示します。時間の単位はミリ秒です。ただし、基本クロック割り込み周期の分母(tic_deno)が1の場合の単位は基本クロック数です。
残り時間
次に起動するまでの残り時間を表示します。時間の単位はミリ秒です。ただし、基本クロック割り込み周期の分母(tic_deno)が1の場合の単位は基本クロック数です。
起動アドレス
周期ハンドラの起動アドレスを表示します。
拡張情報
周期ハンドラの拡張情報を表示します。
属性
周期ハンドラの属性(周期ハンドラの初期起動状態,起動位相の保存有無)を以下の形式で表示します。
初期起動状態 有無
【周期ハンドラの初期起動状態】
TA_STA
動作状態(STA状態)
表示なし
停止状態(STP状態)
【起動位相保存の有無】
TA_PHS
起動位相の保存あり
表示なし
起動位相の保存なし

[コンテキスト・メニュー]
マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。
(1) ヘッダ行
表示
表項目を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
周期ハンドラ名,ID,状態,周期,位相,残り時間,起動アドレス,拡張情報,属性
チェック状態
該当項目を表示します。
非チェック状態
該当項目を表示しません。
表記
表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
ID,周期,位相,残り時間,起動アドレス,拡張情報
10進数
該当項目を10進数で表示します。
16進数
該当項目を16進数で表示します。

(2) フッタ行
ソースへジャンプ(起動アドレス)
エディタ パネルをオープンし,周期ハンドラのソースを表示します。
逆アセンブルへジャンプ(起動アドレス)
逆アセンブル パネルをオープンし,周期ハンドラの逆アセンブル結果を表示します。
表示項目のリセット
リアルタイム OS リソース情報パネルの表示項目を初期状態に戻します。